よく頑張ってるよ!マロン!
本日はまじめなお話 😎
ヤギさんの病気、代表的なものに「腰麻痺(ようまひ)」があります。
フィラリアが蚊によって媒介されて神経系に入ると、さまざまな神経症状を発症します。
近くに牛を飼っているところがある際は特に注意が必要です。 🙄
特に「ザーネン種」というアルプス原産のヤギさんがかかりやすいです。日本在来種「シバヤギ」は抵抗性がありますが、
乳用種として交配し、生まれた「日本ザーネン」(日本でよく見かけるヤギさん)は罹りやすいです。
症状としては、朝は元気だったけど、夕方には腰が立たなくなったり、フラフラあるいている様子がみられる。頭と首が左右に傾いている。顔面神経麻痺で一人でごはんが食べられなくなっている。
そんな「腰麻痺」に罹ってしまったオスヤギ「マロン」。
病気前は出張先でメスヤギにけんかを仕掛け、かわされ、逆に自分がケガをしたり。元気ですが、トホホな面もあるヤギだったそうです 。丁寧に面倒をみてもらっていたのですが、草原で蚊は避けようがなく。
立ち上がれず、首は上がらず、ごはんは口の横から押し込んであげないと食べられない状態に。
広場に帰ってきて獣医さんの適切な治療と、飼育スタッフの献身的なお世話&リハビリにより、回復してきました~ 😀
立ち上がっては転びを繰り返しながら、ふらふらと歩けるようになり…
マロン! よく頑張ってる 🙂
呼んだら来てくれました~ 😀
がんばれ、がんばれ!の調子で「マーロン!マーロン!」と名前を呼んでなでていたら
いつのまにか、私の中で 😎 「マロン」が「マーロン」に改名。
「マーロン」… 何だか仕事ができる外国人風。 「イーロン・マスク」みたい。
回復した「マロン」は、穏やか「マーロン」に変わるのか… それともオスだし性格は変わらないのか…
個人的に興味があるところです。
おまけ
体についたハエを払ってもらってるところ (笑)